映画

2006

プラダを着た悪魔

今日は、『プラダを着た悪魔』という2006年の映画を拝見しました。 主人公の女性は、服への憧れよりも、実務的でドライで強い女性としての生き方をする自分への憧れのようなものが強く、服さえも、そうした自己実現の手段に他ならないといった、目的あり...
1983

『時をかける少女』大林宣彦監督

大林宣彦監督の『時をかける少女』は、下駄を履いて石段を歩くような古風な街を舞台に、タイムトラベルのSF劇が繰り広げられる作品です。大林宣彦監督の落ち着いた語り口が、とても魅力的な作品でした。 職人風というよりも、寧ろ童心に充ちた大林宣彦監督...
1994

Beverly Hills Cop III

Beverly Hills Cop IIIを鑑賞しました。それなりに楽しめたけれど、シリーズ初期の新鮮なアイディアに充ちた一作目や、名匠トニー・スコット監督を擁した2作目と較べるのは、やはり酷でしょうか。まあ、普通に楽しかったですけれども。...
1979

『太陽を盗んだ男』長谷川和彦監督

太陽を盗んだ男 原子力爆弾や、天皇といったsensitiveなテーマの作品であるため、タブー視される向きも大きく、長らく観ることが困難だった時期が続いたそうですが、DVDで普通に観られる時代に感謝です。 長谷川和彦監督の演出は、フラ...
1953

『復讐は俺に任せろ』フリッツ・ラング

フリッツ・ラングはオーストリア出身。ドイツで映画監督として成功を収めましたが、ナチスが政権を取ったためユダヤ人のラングは、命が危険になり、アメリカに亡命し、ハリウッドでも引き続き映画を製作しています。 『死刑執行人もまた死す』などが有名で、...
2001

殺し屋イチ 三池崇史監督

今回、鑑賞した作品はTakashi Miike監督の最高に吹っ切れた趣味の悪い演出と、北村道子さんの衣装の素晴らしい色彩と存在感、Tadanobu Asanoさんの味わい深い怪演が堪能できる珠玉の一本でした。ヴィジュアルがひどく鮮烈な本作は...
1999

オーディション 三池崇史監督

三池崇史監督の1999年の作品、『オーディション』(Audition_(1999_film))を拝見しました。 石橋凌さんの寂しそうな感じが、とても良かったです。國村隼さんとお酒を酌み交わす感じが、(良い意味で)枯れたおじさんと云う感じで印...
2021

The Velvet Underground (film)

家族がi pad proを購入したので、おまけでついていたapple TV 3ヶ月のサブスクリプションのなかに、ぼくが若い頃、大好きだったバンド(今でももちろん大好きですが)The Velvet Undergroundのドキュメンタリー映画...
1986

天空の城ラピュタ 宮崎駿監督

横浜に薄く雪の降り頻る二月の寒い日に、『天空の城ラピュタ』という映画を拝見しました。機械や植物や小動物、小鳥など、人間と違う時間軸を持ったものへの視点がとても印象的な作品でした。飛行石とかラピュタとかいう、伝説的な、空想的なものが次々に出て...
1997

青山真治監督『冷たい血』

青山真治監督の『冷たい血』を拝見しました。 現代劇ではなく、未来劇でもない、謎めいた処刑隊がジープで闊歩する街で、拳銃を奪われた警官が愛の意味に苦悶する物語です。 本作に於ける処刑隊は、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「Blowup(欲...
Copied title and URL