映画

1976

Taxi Driver

主人公トラヴィスの(設定上の)年齢よりも遥かに若い17歳前後で一度見たときは銃撃の練習シーンが孤独で良かったなという程度の印象でしたが、それよりも遥かに年老いてから再見して、本作はニューヨークの街角に人々の孤独な心象風景を重ねた一種の風景詩...
2018

22 July

Netflix製作の2018年の映画22 Julyを拝見しました。Based on true storyということで、どこまでが実話でどこからが創作かわかりませんが、非常に印象に残っているノルウェーの連射事件をモチーフにした、なかなか重厚な...
2006

プラダを着た悪魔

今日は、『プラダを着た悪魔』という2006年の映画を拝見しました。 主人公の女性は、服への憧れよりも、実務的でドライで強い女性としての生き方をする自分への憧れのようなものが強く、服さえも、そうした自己実現の手段に他ならないといった、目的あり...
1983

『時をかける少女』大林宣彦監督

大林宣彦監督の『時をかける少女』は、下駄を履いて石段を歩くような古風な街を舞台に、タイムトラベルのSF劇が繰り広げられる作品です。大林宣彦監督の落ち着いた語り口が、とても魅力的な作品でした。 職人風というよりも、寧ろ童心に充ちた大林宣彦監督...
1994

Beverly Hills Cop III

Beverly Hills Cop IIIを鑑賞しました。それなりに楽しめたけれど、シリーズ初期の新鮮なアイディアに充ちた一作目や、名匠トニー・スコット監督を擁した2作目と較べるのは、やはり酷でしょうか。まあ、普通に楽しかったですけれども。...
1979

『太陽を盗んだ男』長谷川和彦監督

太陽を盗んだ男 原子力爆弾や、天皇といったsensitiveなテーマの作品であるため、タブー視される向きも大きく、長らく観ることが困難だった時期が続いたそうですが、DVDで普通に観られる時代に感謝です。 長谷川和彦監督の演出は、フラ...
1953

『復讐は俺に任せろ』フリッツ・ラング

フリッツ・ラングはオーストリア出身。ドイツで映画監督として成功を収めましたが、ナチスが政権を取ったためユダヤ人のラングは、命が危険になり、アメリカに亡命し、ハリウッドでも引き続き映画を製作しています。 『死刑執行人もまた死す』などが有名で、...
2001

殺し屋イチ 三池崇史監督

今回、鑑賞した作品はTakashi Miike監督の最高に吹っ切れた趣味の悪い演出と、北村道子さんの衣装の素晴らしい色彩と存在感、Tadanobu Asanoさんの味わい深い怪演が堪能できる珠玉の一本でした。ヴィジュアルがひどく鮮烈な本作は...
1999

オーディション 三池崇史監督

三池崇史監督の1999年の作品、『オーディション』(Audition_(1999_film))を拝見しました。 石橋凌さんの寂しそうな感じが、とても良かったです。國村隼さんとお酒を酌み交わす感じが、(良い意味で)枯れたおじさんと云う感じで印...
2021

The Velvet Underground (film)

家族がi pad proを購入したので、おまけでついていたapple TV 3ヶ月のサブスクリプションのなかに、ぼくが若い頃、大好きだったバンド(今でももちろん大好きですが)The Velvet Undergroundのドキュメンタリー映画...
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