1992

1992

濹東綺譚(1992年ATG配給作品)

永井荷風の濹東綺譚は、若い頃から私が大好きな小説の一つで、少なくとも5回くらいは通読しました。パラパラと読むのでは、何十回も手に取っている筈です。若い頃に初めて読んだ時よりも、三十歳を過ぎて再読した時に、この作品の深い魅力に気づくことができ...
1992

水木しげるさん『猫楠』

水木しげるさんが南方熊楠さんに就いて描いた『猫楠』を拝読しました。水木さん一流の生死の境を融通無碍に行き交う世界観が、南方熊楠さんの遠大なpersonalityと響き合っており、面白かったです。猫が一匹ではなくて、化け猫なんかも出てきて、猫...
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