21

2008

ブラックジャックを題材にした2008年のコメディ映画”21“(邦題:ラスベガスをぶっつぶせ)を拝見しました。日本の麻雀漫画”アカギ“なんかを読んでいても「いくらなんでも、そんなに配牌がドラマティックになるわけがないよなw」なんて思うのと同じで、いくらカウンティングしても、こんなに連続で勝敗が偏るわけがないので、あくまでもコメディとして拝見しましたが、実話を基にしているということになっており、どこまでが実話なのか少し気になります。
この作品は、実在したMIT Blackjack Teamというのが元ネタのようで、まあ映画のように仲間割れしない限り全戦全勝というわけにはいかなくても、かなりの勝率を誇ったのではないでしょうか。wikipediaに拠れば実際に主要メンバーの殆どがカジノを出入り禁止になるまで戦ったようです。
映画の中で描写されていた、実際に勝ちまくって、良い服を買いまくって、良いクラブでうまい酒を飲んで遊ぶ、というのは別にフィクションではないだろうが、そのへんのluxuryな雰囲気は実際にラスベガスで遊んだことのある者ではないと体験できないことだと思うので、ラスベガスに行ったことがない小生としては、けっこう羨ましいところです。
ブラックジャックを少ししか知らない小生でも、いくらなんでも、そんなに都合よくないだろうと思ってしまうような作品なので、ブラックジャックに詳しい方が観ると特に、コメディにしか観えない部分があると思いますが、それでも構わないという方は是非ご覧になってみてください。

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