2020

つげ義春日記

つげ義春さんの傑作「ねじ式」を先日、再読した折、先生の日記が是非とも読みたくなって購入しました。カメラいじりや、喫茶店の静かな空間を好むつげ先生ならではの繊細な感覚や、対人関係や世相への鋭利な視線と批判が、全編に横溢した素晴らしい一冊になっ...
2011

うみべのまち 佐々木マキさん

小生が好きな村上春樹さんの初期作品の表紙絵を描かれていたことで知った漫画家ですが、無国籍風の、コマの中に音楽が響くような、哲学的で孤独感に寄り添う絵やストーリーが素晴らしいのは云わずもがなで、それぞれの作品のタイトルも素晴らしく、タイトル...
ギターや楽譜

古い手帖から

海風のるなぱあく茜の空に浮かぶ ばるうんの小舟に乗り込む二人 私は君の手をぎゆつと握り締めながら 瞑つた瞳に輝く街の灯 このまま夢の中で 旅立ちの季節を歩む 星の欠片を集めて 虹の橋をそうつと翔けてゆこう 木馬のすてつぷはわるつの甘い予...
ギターや楽譜

憧れは風の彼方に

海風のるなぱあく茜の波を分けて こおすたあ軋むと頬を寄せる肩 私は君の手をぎゆつと握り締めながら 永遠の時を探して彷徨う 白熱するめりいごおらうんど 銀河に渦を巻く蝸牛 すてつぷは未だ頼りなく ふと頬を伝う空涙 きやんどる風に燃え月影に...
ギターや楽譜

甘い憧れ

すみれの空に浮かべたばるうんの舟に乗って 遥かな星空へ旅立ってゆこう 風に吹かれて彷徨う出鱈目な季節ばかり 繰り返しているからっぽな瞳 ごめんね 君の未熟な優しさに気づけなくて さよなら 曇った窓に呟く誰も聞いていないけれど 海辺のセピ...
2006

プラダを着た悪魔

今日は、『プラダを着た悪魔』という2006年の映画を拝見しました。 主人公の女性は、服への憧れよりも、実務的でドライで強い女性としての生き方をする自分への憧れのようなものが強く、服さえも、そうした自己実現の手段に他ならないといった、目的あり...
日記

吉行淳之介さんが愛した銘店「慶楽」の想い出

もう閉店してしまった、有楽町にあった慶楽のカキ油牛肉焼きそばという料理を、ときどき思い出して食べたくなります。海老の入ったスープ餃子と二品、注文して、よく食べていました。広東料理をベースにした、とても個性的な味のお店でしたが、あの味は、他の...
1983

『時をかける少女』大林宣彦監督

大林宣彦監督の『時をかける少女』は、下駄を履いて石段を歩くような古風な街を舞台に、タイムトラベルのSF劇が繰り広げられる作品です。大林宣彦監督の落ち着いた語り口が、とても魅力的な作品でした。 職人風というよりも、寧ろ童心に充ちた大林宣彦監督...
ギターや楽譜

星降る海

海辺のるなぱあく 茜の波をわけて 星降るびろおどを 走るろおらあこおすたあ 私は君の手を ギュッと握り締めながら 頬に澄む風は 懐かしいメロディー 心 だけは甘い 憧れを 知つているのに 古い 手帖にそつと 認めた 夢は銀河を翔ける ...
日記

青山真治監督のご冥福をお祈りします

『サッド・ヴァケーション』は公開当時、映画館に一人で観に行きました。 ジョニー・サンダースを聴くと、青山監督の作品を思いだすから、しばらく辛くて聞けません。 あの映画は、北九州市を舞台にしています。 小生は北九州市には行ったことがありません...
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