2024年12月20日(金)映画『3-4X10月』の感想 ほか

1990

上野のガットショットにてポーカー

はじめていくお店でした。安いトナメに参加したら隣の席の可愛い女の子が渋谷のすごく厳しいお店のディーラーさんやられていて、JOPTにプレイヤーとして出るだけで馘なのでサテライトに出場してチケットを得ても使用できないと云って笑っていた。厳しいお店もあるんだなー。と思いました。胸元にモノトーンのtatooをいれられているとてもきれいな方でした。

保有する住信SBIネット銀行株が暴落

カドカワがソニーから買収される報道で騰がっていたがなんとTOBではなく第三者割当増資が実行されたため暴落しました。小生はカドカワは持っていなかったけれど同じく買収観測が出ている住信SBIネット銀行を保有していたため、住信SBI銀行も同じ末路になるのではないかという懸念で大きく下げてしまいました。株というのは合法的に殴り合い、お金の強奪のしあいだと実感する日々です。もうすぐ投資4年になりますが、そろそろ殴られ疲れました。4年前までは東証というのは証券取引所だと思っていました。投資を初めて3年ほどたった頃には東証は証券取引所ではなく、カジノなんだなと思うようになりました。今はカジノではなく、闘技場だなと思っています。殴られすぎて、頭にたんこぶ、口元に血、目にも青痣。

中島咲彩さん刺殺犯の逮捕

マクドナルドの列に並んでいたら不意に刺殺された可哀想な中学生の女の子の刺殺犯 平原政徳容疑者(43歳)が逮捕されました。中島沙彩さんは素敵なお名前、素敵な笑顔でご両親、ご親族、ご友人に愛されての生涯だったと思慮します。想像もできない恐怖を強いられた中島沙彩さんの理不尽に強い憤りを抱くとともに、ご冥福を心よりお祈りいたします。もう一人、刺された男の子の早い回復も願っています。

映画『3-4X10月』の感想

  • 北野武監督
  • 出演 石田ゆり子さん、柳ユーレイさん、豊川悦司さん、小沢仁志さん 他
  • つぶあん的評価 85点

北野武監督の実験的・革新的な手腕が冴え渡る、同監督初期の傑作です。若い頃に拝見して感動した本作ですが、このたび再見することができました。音楽をほとんど使わず、過剰なセリフや説明を最小限に抑えた独特の間合いが素晴らしい。沖縄、野球、拳銃・・・北野監督が好きなテーマが鏤められており、愉しんで撮られている、リラックスしたリズムがひたすら心地よいです。豊川悦司さんのカッコいいけれど危機管理意識はゆるめのヤクザぶりがおもしろかったです。21歳の石田ゆり子さんがひたすら可愛い。主演の柳ユーレイさん(撮影当時の芸名です)の何を考えているのかわからない、内に秘めた控えめな狂気の演技も素晴らしいものがありました。

以下、ネタバレになりますので未見の方はお読みにならないでください。

最後は、妄想と現実のなかを揺れてどちらともつかない演出で、すべてが一瞬の白昼夢であったのかもしれません。ヤクザに痛みつけられて、喫茶店の可愛い女の子に憧れて、ボールを打ちたいけれど打てない。好きな女の子と付き合いたいが恋人になることはできない。憎悪しているヤクザに復讐したいが何もできない。この映画のすべては、そんなゆきづまった青年の、一瞬の白昼夢だったのかもしれません。北野監督はそのことを、ぼかして撮っており、どう受け取るかを観客に委ねています。この世界自体が一瞬の白昼夢みたいなもので、捉えどころのないものであるから、現実なのか夢なのかは北野監督のなかでも曖昧なまま撮られた作品だったのかもしれません。

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