英検1級を受験したら、二次で不合格でした

英語

10月に英検1級を受験しました。以前に受けた英検は中学生くらいの頃に受けた3級か4級で、今回、人生初受験でした。一次試験はまあまあできたかなという手ごたえもあり、どうにか合格しました。リスニングやライティングは苦手だったけれど、リーディングで稼いだような按配でした。11月に二次の面接を受けました。一次試験の結果の中で、面接に係る部分は、リスニング(理解力)とライティング(構成力)だと思います。その部分のスコアがあまり高くなかったので不安でした。時間がないこと、また、面接直前に急遽、海外出張(英語と関連がない西アジアの某国)に行って慌ただしかったこともあり、一次試験合格後に買った面接対策の本を電車や、お風呂で聞き流して、対策したつもりになっていましたが充分な準備をできたとは、とても云えない状況でした。しかし、自分の得意なトピックがあれば、チャンスはあるかもしれないと思っていました。結果は、面接がはじまった2分後には不合格を確信するほど、惨憺たるものでした。面接の感想は、以下の通りです。

  • 英語を構成する論理的思考能力が私にはない(そもそも日本語でそのような論理的思考能力が備わっているのかも怪しいところである)
  • 読めば意味が分かる単語でも、喋るとき、咄嗟にその単語が出てこない
  • こっちの主張に対し、批判的な質問をされ、頭が真っ白になる
  • 質問にうまく答えられなかったり論理が不明瞭だったりすると、面接官は不満そうに首を傾げ、更に追い討ちの質問をされる(面接終了後、ふらふらと駅まで歩きながら、パワハラ・圧迫面接という言葉が脳裏をよぎる)

  • 英検1級二次で不合格だった私のスコア

今日、結果をウェブで拝見しまして不合格でした。準備不足なりに可能な範囲で二次試験の対策をしたつもりでしたが、今振り返ってみますと面接を受ける前は、英検1級一次に一発合格して、やっぱり私は英語が得意なんだと、少し浮かれていたかもしれません。そういう浮かれた気持ちには、罰則が付き纏うものなのでしょう。面接が終わった後、1週間くらい、けっこう落ち込んでいました。部屋で一人でじっとしていると、「私は英語が喋れません」「私は英語ができません」などという幻聴が聞こえて参りました。

英検面接に不合格だった方の文章をウェブで検索して拝読しますと、あまり落ち込んでいない方だったり、不合格なりに結果に「良いところ」を見出している方だったりの文章を拝読し、皆さん私と違って心が強くて羨ましいなと思いました。結局のところ、こうして試験を受けても、合否に係らず平常心で、自己研鑽を続けられる人が、高いレベルで勉強が続けられる人なのだと思います。メンタルが弱い私には無理な境地です。

コメント

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