2018年のAntoine Fuqua監督の映画The Equalizer 2 を拝見しました。
撮影は主にボストンで、一部マサチューセッツでも撮られています。
嵐のなかの高い塔の上で繰り広げられる銃撃戦が印象的な作品でした。
高いところから狙うという事件で有名なテキサスタワー・シューティングや、2017年のラスベガス・シューティングなどを思い返します。
古くからブリューゲルの絵画で描かれたバベルの塔のように、高いところというのは人間にとって、なにかしら目指すべきところ、叶ってしまって手に負えないもの、などの象徴なのかもしれません。
サイレント・ヒル2のように霧深い、視界不良の感じが、何か犯人と主人公の、心の中の暗雲をあらわしているようでした。
今年の9月にはThe Equalizer 3がアメリカで公開されるそうです。私は最近、英語の映画は、できる限り英語字幕で観ることにしているので、家で観られるようになってから、ゆっくり観ることになると思いますが、けっこう楽しみにしています。
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