名探偵コナン　ハロウィンの花嫁（ネタバレなし）

みなとみらいの映画館で『名探偵コナン　ハロウィンの花嫁』を拝見しました。
今回は渋谷が舞台になりますが、過去の作品でも日本橋が舞台になったことがあり、そのときはあの「新しい橋の下にある旧い橋」の眺めが悪い感じが、映画の緊迫感とよくマッチしていて、非常に良かったのですが、今回も、渋谷の、一歩でも踏み込めば飾りが剝がれている感じ、安いコーヒー屋が犇めいている感じ、なにか中心を欠いたあいまいな形態の坂道が集まっている感じがよく描かれていて、非常に良かったです。
博士の道具の新作と旧作の違いは、小生のような素人には、よくわかりませんでした。i phoneみたいなもので、新型と旧型、見た目は殆ど同じだがレスポンスの気分とか、反応速度とかが、ぜんぜん違うのかもしれません。こんどコナン君に会ったら、訊いてみたいです。
小生は乃木坂46オタク（特に初期）なので、元乃木坂46の白石麻衣さんが、本作の重要な役柄で声優をされていたのも楽しかったです。
それから、個人的には、伊織さんの名曲「キミがいれば」が新しいアレンジで再録されていたのも熱かったです。名探偵コナンで使われた曲の中では、小松未歩さんの「謎」やRumania Montevideoの「Still for your love」などと共に、小生がいちばん好きな曲のひとつです。家に帰ってから、ネットで楽譜を検索して、ちょっとギターで弾いてみました。シンプルなコードなのに素晴らしいメロディーと、深みのあるちょっと暗い歌詞・・・小生は趣味のギターを22年くらい弾いているので、死ぬまでに一度でいいから、こんな曲を書いてみたいなと思っています。