海辺のるなぱあくにて
木馬は夢のすてつぷを踏み
楽隊は甘い恋歌を奏で
震える君の指先に結ぶ
りぼんに零れる春
星屑のこるべつと
走る雲の王国
はあとのくいいんを秘めた君の瞳
さかさまの空に降る涙
憧れ霞むそよ風
心に浮かぶ夢はいつも君の優しい微笑み
君がいないこんな世界なんてもう滅べばいいのに
緑の木立をくぐつて
せぴあのかふえの扉を
あくと広がるかふえおれの香り
こんなに寂しい気持ちになるなんて
知りたくもなかつたな
小夜ならの声ばかり
響く夜の街角
あの日の翼よりも軽いぽけつとの夢
いつかまた笑つて会えたらいいねと
手を振つた君の微笑み
そうして僕等はまた宇宙の果てへ歩む
逃げゆく日々の泡を愁い海の波に漂いながら
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