若い頃読んだはずだが、結末だけ覚えていてデティールはほとんど忘れていた。こんなに面白い小説だったかと驚く。笑えるシーンが、多い。絶望や孤独や焦燥をほんとうに知っている人にしか書けない、毒のある笑いである。
阿Qが最後のシーンで、他人事みたいに、人間、生きていればこういうこともあるんだな、なんて思っている描写が素晴らしかった。革命が起こったはずなのに身分の名前が変わっただけで実態は何も変わっていないというのも、したり顔で新しい地位についている、世渡りのうまい男の様子が目に浮かぶようで、リアルな描写なのだろうとおもう。
然而阿Q没有说。他早就两眼发黑,耳朵里嗡的一声,觉得全身仿佛微尘似的迸散了。
原書の私が大好きな最終部を引いた。中国語、勉強して、いつか読めるようになりたいな。
それにしてもこういう結末に”大团圆”となっているが日本でいう”大団円”にはgood ending のニュアンスがあると思うが、どうやら中国語には、”good”のニュアンスはないようである。

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