『サムライ』を再見して感動する夏

1967

jeudi, août 22

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vendredi, août 23

池袋で飲む。

samedi, août 24

横浜の野田岩にて鰻重と三点盛りを食す。

dimanche, août 25

当blogの筆者もはや、ひとつの作品に対し記事ひとつ書くほどの気力もないため、今日から日記の中に読んだ本、映画など記し、制作年とカテゴリー、個人的な評価をタグ付けすることにいたします、読みにくいがご了承の上お付き合い願います。
『地面師たち』(2024,63点)豊川悦司さんのスーツと太い指輪、ゆっくりした喋り方が良い。リリー・フランキーさんなど脇役もみなさんハマり役で良い味だしている。最後まで飽きずに拝見しました。

lundi, août 26

『サムライ』ジャン=ピエール・メルヴィル監督(1967,90点)鳥の鳴き声を効果的に扱った抑えた演出が素晴らしい。カゴの中の鳥、傷ついてゆく鳥、最後まで逃げられない鳥が孤独な「サムライ」である主人公の心境の素晴らしいメタファーになっている。最初に女と会うまで台詞0、しかし、あの異様な緊張感。。。亡くなったアラン・ドロンの表情が良い。光を抑えた陰影のある映像で描かれる当時のパリの街並みやファッション、メトロ、車などの風景が眼福。メルヴィル監督の職人芸を久々に堪能。

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