もともと二十歳くらいから株には興味あったのだが長らく、長らく種銭がなくて始められなかった。
アベノミクスの時代を投資と無縁で過ごす。
さっぱり金がないまま３０の声も聞き、３２歳の２月にようやく４０万円のまとまったお金ができて、投資をはじめた。
はじめて買ったのはJT株、当時、2000円以下だったため200株注文した、用事があって訪れていた池袋駅の路上で、ドキドキしながら買ったのを昨日のことのように鮮明に思い出す。
その後１週間くらいＪＴ株の下落が続いて、チキンだったため損切りした。
そのとき損切りして残ったお金は、すぐに三菱ＵＦＪを買った。６００株か、７００株だったか。当時、１株５００円くらいだったと記憶している。
ＪＴ株はその後、上昇を続けたが、三菱ＵＦＪも非常に快調に上がっているため、損切はもったいなかったが後悔はしていない。
株をはじめたとき、目標を1000万円に決めた。家なし、車なし、友達0人の小生にとっては、決して高い目標ではないが、低い目標とも言えない。
3年4カ月たって私は36歳になっていた。
保有銘柄はどんどん増えて、今では５０社近くを保有している。
以下に2024年の保有銘柄をスクショしたものを載せます。
細かな失敗は数えきれないほどあるので、省略する。成功した要因は、日米の金利差からの金利上昇圧力を見越して銀行株（三菱UFJ）を主力にポートフォリオの主力に据えたことだとおもう。方向性があっていて、ポジションを余力以上に大きく取っていたことが、結果的には良い成績を齎した。
「含み益は幻」とはよく言ったものだし、現金のポジションが1%未満と極端に少ない小生は常に市場の volatility に深く曝されており、明日を知れない身である。
資金が大きくなると動く額も大きくなる、1000万円のうち60万円は2024年6月後半の10日間で達成したものだった、逆に言えば7月の10日間で60万円減ることも考えられるということだ。いまが、人生最高貯金額ということになってしまうかもしれない。そうならないように祈っているが、この3年半でアルケゴスショックも、ダブルスコープ３連続ストップ安も経験した小生は、市場というものは、明日、何が起こるかわからない世の中であることは充分に理解している・・・
とりあえず、いったんは少し落ち着いて、束の間の達成感を愉しみたい。自分へのお祝いに、いつもの店で安酒でも飲むことにしよう・・・
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