海風のるなぱあく茜の波をわけて
星の彼方へと走るろおらあこおすたあ
私は君の手をぎゆつと握りしめながら
水しぶきのあわいに溢れる空涙
しづかに燃えるみづうみ
憧れは風に吹かれて
心は壊れたらぢおのように
甘い恋歌の響きを愁う
がらくたを集めてぼろを纏う楽隊の
ふしぎなりずむで踊つたあの日々
こんなに好きなんて君には伝えられずに
離れてゆく心を闇の奥に尋ねた
夕暮の空に浮く雲
紫の色に霞み
溢れる甘い予感は
去つてゆく紅に澄む
しづかに燃えるみづうみ
憧れは風に吹かれて
心は壊れたらぢおのように
甘い恋歌の響きを愁う
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