英語上達法(1)好きな英文を丸暗記する

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自己紹介

つぶあん「初めまして、つぶあんです」
モナカ「助手のモナカです。つぶあん先生、よろしくお願いします」
つぶあん「突然ですが、私は2023年の春に、英検1級に合格しました」
モナカ「先生みたい、あまり頭が良くなさそうな、ぼうっとした雰囲気を纏った人でも合格するような試験なら、英検1級って、そんなに難しくないのですか」
つぶあん「モナカさん、あなた、私の助手だよね。なんでそんなひどいこと云うの」
モナカ「すみません、思ったこと、ペラペラ喋ってしまう性格で・・・」
つぶあん「英検1級は、合格率は公表されていないけれど、大体12%くらいと云われている。だから、けっこう難しいよ。私は、1次試験は1発合格だったけれど、2次試験は1回、落ちてしまって、2023年の春が、2度目の受験でした。昨年の秋に2次試験に落ちたときは、聊斎志異(りょうさいしい)の蒲松齢(ほしょうれい)よろしく、生涯貧書生(しょうがいひんしょせい)を覚悟しましたが・・・」
モナカ「ホショウレイって、だれですが」
つぶあん「今日は、私が、英語を勉強してきた中で、これは効果があったな、これは役立ったなと思うことを、皆さんに共有させて頂きたいと思います」
モナカ「お願いします」

好きな英文を丸暗記する

つぶあん「あなたが大好きな英語の文章を、一字一句、正確に、完璧に暗記してください。
あなたが大好きであれば、世間的に無名でも、誰も知らない文章でも構いません」
モナカ「丸暗記ってなんですか」
つぶあん「ぜんぶ暗記するという意味です。ちなみに、私が暗記したのは、The Velvet Undergroundというバンドの、ルー・リードという人が書いた”The Gift”という、8分ある朗読曲の歌詞全文と、Woody Allenという人が撮った”アニー・ホール”という、ニューヨークを舞台にした恋愛映画の冒頭のスピーチ全文と、F・スコット・フィッツジェラルドという小説家が書いたグレート・ギャツビーという小説の、冒頭2ページ全文ですが、本当にあなたが好きな文章であれば、なんでも構いません」
モナカ「なんでも、ですか」
つぶあん「なんでも、良いですよ。好きという気持ちが、いちばん大事です」
モナカ「好きな文章を読むだけでは、いけないのですか。覚える必要はありますか」
つぶあん「なんで丸暗記することが大事かというと、英語の構造というものは、英文法で概ね説明できますが、英語の魅力というところは、英文法などでは、説明しきれないところがたくさんあるからです。例えば、フィッツジェラルドの文章の、融通無碍(ゆうづうむげ)な、宇宙の果てまで翔けてゆくような飛翔感や、ルー・リードの歌詞の、暗くて、切なくて、繊細なニュアンスを、英文法で説明することはできません。」
モナカ「それはまあそうだと思うけど、読めば、良いじゃないですか。暗記する必要はあるのかな」
つぶあん「これは、達成感を得るためです。勉強を長く続ける上で、劣等感よりも、達成感が大事です。英語において、他人よりも優れていると考えることは、難しいでしょう。しかし、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌詞を深く愛するという、極めて狭い戦場(フィールド)における戦いにおいては、私は、絶対的王者になることができました。私は、狭き草原(くさはら)の覇王でした」
モナカ「ちょっと何を云っているのかわからないけれど、王っつったって、その惨めな草原(くさはら)には、つぶあん先生、あなた1人しかいないじゃないですか。見渡す限り花1本、咲いていない冷たい砂漠で、眠そうな小鳥が鳴き喚いても、誰も聞いていやしないと思いますよ」
つぶあん「狭い範囲での絶対的な自信が、息の長い勉強に繋がります。皆さんも、ぜひやってみてください。それでは、また次回お会いしましょう」

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