2025年の永井聡監督作品『爆弾』を拝見しました。
私は、リチャード・フライシャーのボストン・ストラングラーの犯人みたいに、一見すると普通の人かな、と思える人のなかに狂気が仄見える作品が好きで、佐藤二郎さんの「いかにも私は頭がおかしいです」というような演技はいささか大味で、あまり好きではありませんでした。俳優さんがどうというよりも、ちょっと演技をさせすぎなのではないかなという感想です。けっこう話題になって、ネットで「構文」になったりしていたみたいですが。。。
脚本の意外性というところに関しても、ユージュアル・サスペクツとかパルプ・フィクションみたいな、どんどんストーリーがツイストして意外な展開になってゆく、私が好きなスリラーと較べると、なんかまあ、そんな感じなのだろうな、というところで落ち着いてゆくので、始終なんだかぼうっとした気持ちになる作品でした。
全体的に色調がグレー基調で抑えられていて密室のシーンが多いが、個性的な俳優陣が多く退屈せず観られたのはよかったです。
爆弾 永井聡監督
2025
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