イカゲーム2の感想
前作1でも主人公が年老いた母親と住む安アパート、競馬場、モバイルバッテリーを売っている深夜のコンビニエンスストア、無機質な地下鉄の駅のホームなど韓国の下町の風景が魅力的でしたが、2でもうらぶれたモーテルの意味を持たないネオンライト、ホームレスが屯する緑豊かな公園、淀んだ時間が蓄積されたような漁港など、韓国社会のうらぶれた疲弊のようなものが丹念に描かれていて、昨年の4月に韓国に行ったのですが、また行きたくなりました。
イカゲームの理不尽なゲームは、現実世界のメタファーになっており
現実ではイカゲームほどには生死/勝敗ははっきりしないけれど、現実には私つぶあんのように負けてゆくばかりの人間と、勝ってゆく人間に別れてゆきます。
現実では負けてゆくだけでシステムに楯突いたりしない人間がほとんどでしょう、小生もそうです。
しかしこのドラマの中ではシステムに楯突いてゆこうとする。そういう部分が痛快だったりします。
同時に誰かを救いたくても(好きな女の子が目の前で刺殺されていても)ベッドの上から眺めて震えていることしかできない、物陰にいて銃弾を闇雲に発射しながら敵の姿を直視することさえできない、そうした人間の弱さも描かれており、
偏にヒロイズムを謳ったりしない、そうしたリアルさと、このイカゲームという舞台装置自体のキッチュさ、有り得なさ、荒唐無稽さを同時に成立させる、奇妙なバランス感覚が非常に魅力的な作品になっています。
キャスト陣は前作に引き続き皆さん非常に魅力的でした。元IZ*ONEのチョ・ユリさん、可愛かったです。前作のキャストは皆さん脚本上お亡くなりになっているので誰も出演しないのが少し寂しいですが。綺麗なホリエモンにもういちど会いたかった。。。(^^;)
最終章となるシーズン3が楽しみです♡
JOPT Millions Day1-Aに参戦
2024年の12月31日に生まれて初めての大型大会 JOPT Millions Day1-Aに参加しました。参加費は新宿のサテライトで初夏に獲得したチケット1枚を使用して2 drink込みで8000円でした。悲しいことに、良いところなくすぐに負けてしまいました。余ったドリンクチケットをクラフトコーラと交換し、すすりながら帰宅しました。
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