レディ・キラーズ コーエン兄弟

2004

2004年の映画The Ladykillers(レディ・キラーズ)を拝見しました。たぶん2回目の気がするけれど、よく覚えていません。(以下、物語上ひどく重要な箇所を省いて書きますが)I left my Wallet in El Segundoみたいな(お婆さんに云わせれば)意味不明の歌詞の(左記にリンクしていますが,A Tribe Called Questというバンドの、実際に在る名曲です)くだらない歌を大音量で流しいる若者たちをどうにかしてくれと、交番に文句を云いに来るひどく落ち着いたお婆さんが、トム・ハンクス率いる犯罪者集団に巻き込まれてひどい犯罪に関わるのだが、いつも寝言みたいなことばかり言っているので、もう一回交番に駆け込んでも全く相手にされず、けっきょくお婆さんの長年の夢が叶ってしまうという身も蓋もないストーリー。トム・ハンクスの余裕ある演技と、コーエン兄弟のリズミカルで何処か漫画的で、脱力感のある演出と台詞回しが魅力的な作品でした。地面に穴を掘るという趣向の作品、ジャック・ベッケル監督の『』や、スティーブ・マックイーン出演の『大脱走』などの傑作と比較すると、本作の大雑把さとシュールさが際立っていて面白いです。コーエン兄弟の人柄とトム・ハンクスの懐の深さみたいなものが、爽やかに響き合う良作でした。

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