紙風船静寂を兆すびろおどの舟
簪は頬に似合うかしら微笑む
横濱の静かなかふえにりぼんを結わえ
酸漿の音にも驚くと振り返る
燃える青空の果てまで
溶けてゆく君は
私の素敵な墜落天使
秘密のルージュを夢む
楽隊のすてつぷや甘く草原を翔け
道に迷つたはみんぐが遅れても
まだかなと呟く瞳に海風奔る
遠い星空に君が初めて描く
青い扉を開いて
不意に溢れるめろでい
奏でる君は墜落天使
遥かな涙も枯れる
燃える青空の果てまで
溶けてゆく君は
私の可愛い墜落天使
秘密のルージュを愁う
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