茜の空に掛かる虹の橋
ルージュに滲む七色のわるつの音
海辺の寂しきかふえにひとり
霧吹かし君の微笑みばかりを思っている
煙草の染みだらけのソファに
沈むと窓のカーテンが風に揺れ
出発をそっと告ぐ満艦飾
花の香りを君が棲む町へ運んで欲しい
気付けば辺りは星の海
るなぱあくのからふるな木馬たち
星の雫はあわいを駆けて
悲しみも愛も永遠も君と共に歩みゆく
百年の眠りに厭きた私を
白馬の王子様!今すぐにみつけて
優しさだけじゃ上手くいかずに
伸ばした掌が空を掴む刹那に過ぎゆく季節
日に焼けた古い手帖のいちぺえじ
風に吹かれて霧のなか君と会う
いつでも此処に迎えにくるよ
君の微笑みは私のすべての世界の始まり
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