メルカリで800円で購入した『バイオハザード リバイバルセレクション HDリマスター』(PS3)に収録されている”バイオハザード4″をクリアしました。オリジナルの発売は2005年で、新作ゲームの新陳代謝が激しい昨今では、もはやレトロゲームと云っても違和感がない時期の作品ですが、素晴らしい作品でした。地下牢に拘束された盲目の男。奇妙な歌を謳っている異教徒の人たち。植物と同化してしまった、背の低いお坊ちゃま。お坊ちゃまはコンプレックスからか、自信の巨象を製作しており、その巨象が走って追いかけてくるのも、ちょっと怖すぎる展開です。当初PS2で開発され4度も中止し、その後Game cubeで発売された際、当時のハードのポテンシャルを隅々まで模索したであろうグラフィックも、よく作り込まれており、ヨーロッパの霧深い村落や古城の陰鬱な雰囲気が濃厚に漂っています。小生は1〜3の時期の固定カメラの雰囲気が大好きだったので、シリーズ初の全編、背中越しのカメラとなる本作では、ずいぶん雰囲気が変わってしまうのではないかと遊ぶ前は心配したが、アクションの多さを生かした緊迫感の演出に留まらず、シリーズ特有の静謐のかんじや、漂う孤独感がうまく継承されていて、杞憂に終わったようです。武器の一つ一つの弾の補填するときのレオンの動きなども、よく描き込まれていて、弾を補填する細やかな動きが心地よく、感動しました。実在の武器がよく研究されているみたいで、マニアックな武器マニアからの評価も、なかなか高く、いたく絶賛している記事をwebに見つけて笑ってしまいました。
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