ギターや楽譜

海辺のかふえの扉を押し開くと かふえおれの香りに不意に包まれて 開け放しの窓辺かあてん風に戦ぎ 暗い心を古びたそふあに投げ出す 古い手帖に秘めた熱情を置き忘れ もかこおひいを啜る舌を掠めたりぐれつと 君が微笑むたびに春は巡るけれど 私の心...

G Bm C D 言葉にしなくても判るよなんて 私の肩を抱く君の瞳はからっぽ いま答えが出なくても大丈夫 判ったようなことだけは上手に云うよね C Cm Bm7 Em7 Am7 D7 君となら分かり合えるかもなんて 勘違いした私がきっと悪い...

海辺のるなぱあくの午刻　ばるうんの舟は空に浮き 木馬はわるつのすてつぷを翔け 風のごんどらに乗り込み　星屑の彼方を飛ぶ らべんだあに染まった唇 耳を澄ませると聞こえる恋歌 甘い音色　A 寂しきかふえのどあを開くと　かふえおれの香りに澄む...

さよならの声ばかり響く 騙し合いばかりのこの町で 君は慣れないワルツのステップに 溜息をついた天使 君の頬に澄む紅は 逃げてきた筈の優しさに 少し似ていて心は痛み 空き缶を蹴飛ばす舗道 夜風に霞む銀河 君の瞳は甘い恋歌 燃えるこの思いは...

瞳の奥に揺れる優しい君の微笑み 微風に靡く君の髪にそっと触れる指先 薔薇の香りが私の寂しい心を撫でたら 星の彼方へ君と歩いてゆきます 海辺のるなぱあくにて楽隊も賑わう午后 めりいごおらうんどの木馬の手綱を握る小さな手 私の姿を見つけるたび...

蝶々にりぼんを結わえ口遊むめろでい すみれらべんだあこすもす心に溢れている こんなに君を想つているのに 瞳の奥にせるろいど翳す溜め息 鄙びたかふえのろおまの遺跡のようなどあを そっと押し開くと広がるかふえおれの香り 真つ白なこおひいかつぷ...

海辺の寂しいかふえの扉をそっと押し開くと モカ・コーヒーの香りに不意に包まれて 君への憧ればかり風に吹かれている心は コーヒー・カップの淵に甘く澄む 遥けし時を翔ける焔 星の間に惑い 瞳の奥に微笑む 君を探す旅路へ 木馬の背に乗り翔ける...

コーヒー・カップは白い逸れ雲 震える指先に灯りを残して 紅の馬車道を歩む素敵な恋人たち 星の彼方へ彷徨う空涙 まちに雨が降るように わたしの心に降り頻る 遠い星空が そっと呼んでいる ウィスキー・グラスに優しさを返し 瞳を瞑ると揺れる君...

出発を告ぐ霧船の音 寂しい窓の外の夕闇に落ちる紅 煤だらけのコートを羽織り 枯草踏みしめ歩く砂浜へ空を舞うカラス 嗚呼どうせダメならダメで せめてあの日我慢すれば こんな苦しいなら 辛いならどうせ同じことなのに 海辺の道を歩くと擦れ違う...

F# 132311 Bm7 A#m7 021003 F7 021003 020232 ガス燈が白く溢れる夜の馬車道 ガラスの靴を探して 君への甘い憧れがそっと夜の風に溶けて 旅立ちの季節はとっくに終わったのに 古い手帖を開いて 他人の空に見...