海辺のかふえの扉を押しあくと
かふえおれの甘い香りに澄み渡る空
開け放しの窓辺に微かに響く
午后のるなぱあくを疾る子供たちの声
からふるな木馬たち燃えるわるつのすてつぷ
しるくはつとの楽隊の煌くりずむ
こすもすの紅い影に揺れる虹の橋
星の間に旅立ちを夢む
終わらない悲しみも始まらない夢も
茜の空に暮れ泥む波間に溶けて
こんな草臥れた熱情を頼りに
私の古い心は何処へ・・・
雪よりも白いこおひいかつぷに
昨日の優しさのようなみるくを注いだら
風に吹かれた私の憧れは
瞳の奥の永遠へ去つてゆく
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