海風のるなぱあく茜の漣をわけ
虹の麓まで走るろおらあこおすたあ
しやぼんの舟に乗つて木馬は夢のすてつぷを踏み
星降るびろおどを君と翔けてゆく
ねえ耳を澄ましてみて
聞える甘い恋歌
そつと瞑る瞳
いつも浮かぶ君の微笑み
寂しきかふえのどあをそつと押し開けた午刻
かふえおれの香りに包まれた心
君を乗せた客船が出発を告ぐ鐘の音
微かに聞えて涙が溢れる
銀杏並木に雨が
降り頻りふろつくこおとの
肩が少し震えて
そうして夢む君の微笑み
ねえ耳を澄ましてみて
聞える甘い恋歌
そつと瞑る瞳
いつも浮かぶ君の微笑み
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