海風のるなぱあく
茜の波の間
飛沫を上げ乍ら
走るろおらあこおすたあ
星影のしやんでりあ
木馬は夢のすてつぷを踏み
虹の麓は風
抱くばるうんのすぺえすしつぷ
私の耳は壊れたらぢお
甘い恋歌を懐かしむ
君の頬に霞む
紅に燃えて遥か憧れ
寂しきかふえのどあを
そつと押し開けた午刻
開け放しの窓に
滲む水平線
君を乗せた飾り舟
今ごろ遠い都会で
愛を見つけたろう
夢を叶えたろう
桜の花の小雪
降り頻る庭の門へ
歩む君の肩を
あの日より少し軽く思う
私の耳は壊れたらぢお
甘い恋歌を懐かしむ
君の頬に霞む
紅に燃えて遥か憧れ
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