日銀は昨日(20日)、衝撃的な利上げを発表しました。
内容はこれまで0.25%までと設定していた、長期金利を0.5%までに変更するというものです。
現職の黒田総裁が任期のうちは、利上げは実施されないというのが市場のsentimentでしたので、昨日のランチブレイク中に日経平均は、利上げの恩恵を受ける銀行株や保険関係などを除き、軒並み急落しました。
この発表を受け、秋に150円まで円高になった理由が、日米の金利格差によるものだったので、昨日の為替は、急激に円高に振れました。
私は秋頃に2.5万円ほどの学費を払ってFX大学を卒業しておりますので、FXのポジションは持っていませんでしたが、昨日ドル円でポジションを持たれていた方は大損か、爆益かのいずれかだったかと存じます。皆様、お疲れ様でございます。
私は、資産(というほどの額ではないですが)の20%程度が現物の米国株と、米国株で受け取った配当金の米ドルですので、ドル建ての資産が、円ベースで急激に減少しました。
また、ダブルスコープ、フェローテック、タカラトミー、ブイキューブ、エックスネット、神戸製鋼、スカパーJSAT、三菱ケミカル、エネオスなど、現物での保有株は上記の通り、軒並み急落しました。私の持ち株のなかで、特に落ち方が、すごかったのがフェローテックで、今後、円高が進むとキツい、ということなのでしょうけれど、最近すこし好調だったのにほんとうに残念です。
しかしながら私は資産の23%程度がメガバンク(三菱UFJ)株でしたので、2022年12月20日の資産は、前日比ほぼプラスマイナス0程度で済みました。
私の場合は、いつか必ず利上げがくるだろう、という読みで銀行株を多めに持っていたのですが、その保有割合は多いときは35%くらいでしたが、最近は、買い増すことをまったくせず、ピーク時よりだいぶ保有割合が減っていたのが残念ではありますが、それでも三菱UFJを23%程度、持っていて、よかったです。(結果をもって作為を論じていることでしかありませんが。)
(メガバンク一点張りの方は爆益かと存じます。おめでとうございます。)
プラスマイナス0から少し、気張ろうと思って昨日、大引けで三菱自動車(前日比-9%程度で売られていた)を、同業他社と比較して、さすがに売られすぎだろうと思って現物100株、購入しましたが、本日(21日)も、ものすごい売り圧力で、まったく底がないような雰囲気に感じてしまったので、諦めて一日で損切りしてしまいました。
ブイキューブやダブルスコープの含み損はもっとすごい勢いでも、「こんなの、地獄の三連ストップ安に比べれば、微風。涼しいぜ」とか「ダブスコ、マイナス1パーセントは実質プラス」とかわけのわからないことを呟きながら何週間も我慢しているのに、三菱自動車のvolatilityを、いちにちも我慢して待てなかった自分が不思議ですが、損することに慣れている銘柄か初見の銘柄で、こうも変わるものなのでしょうか。
昨日は、投資やFXをやられている方には、長い一日だったかと存じます。皆様、お疲れ様でございます。
私の場合、前日比ほぼプラスマイナス0とはいえ、一日で景色がガラリと変わりました。
今後どうなるのだろうと、不安な気持ちで年末を迎えることになりました。
私の場合は金融や市場、社会の知識が皆無のまま投資をしているので、常々、もっと勉強しないといけないなと思っていますが、その気持ちを強くする一日でした。少しずつでもよいから、ちょっとは勉強しないといけないなと思う今日この頃です。
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