『50歳から8か国語を身につけた翻訳家の独学法』宮崎伸治さん

2025

私は英語、フランス語、および最近はじめたドイツ語を趣味で学んでいるので、参考にしたくて拝読しました。語学は不要とする反対の意見の方の著書なども引用されている視野の広さと、自分の語学力を検定の級位で明記しているので客観的に、どのくらいのレヴェルなのかはっきりわかるところが、とてもよかったです。

ロンブ・カトーや、種田輝豊さんの類著も拝読しましたところ、大変おもしろかったのですが、それぞれの言語のレヴェルがぜんぜんわからなかったので、その点だけが不満でした、そういう不満を感じさせない一冊でした。

私も英検1級には2023年に合格し、仏検準二級の一次に2025年合格し、2026年1月に仏検準二級二次を受験予定なので、筆者の宮崎さんが合格されている語学検定試験の難易度が肌感でわかるので、宮崎さんがそうとう素晴らしい語学力を持っていることは、読んでいてしみじみとわかりました。ロンブ・カトーや種田さんの本を読んでいたときは、著者の語学力のイメージがさっぱり湧かなかったので、類書を3冊拝読したなかで、本書がいちばんおもしろかったです。

10代から始めている大学の第二外国語として始めたフランス語や、20代に通勤電車で英字新聞を読んでいた英語はともかくとして、ドイツ語を私は37歳のとき(2025年12月)に思い立って始めましたが、こんな歳で言語を勉強なんかできるのかとはなはだ不安に、宮崎さんが英語以外の言語を50歳になられてから始めた、と書かれているのを読んで、なんだ私なんてまだまだ遅くないじゃないかと感じ入った次第です。

英検1級を受ける前、私はノートに知らない英単語をすべて手書きで書いていました。いま、フランス語も手書きでまいにち、書いていますが、宮崎さんも手書きを勧められていて、我が意を得たりというところでした。私も、これからも手書きを続けようと思います。

宮崎さん曰く、複数の外国語を勉強することで、より多くの視点から物事を捉えられるようになり、人間としての視野が広がるということですが、私は3カ国語に限って勉強するので、あまり広がらないと思いますが、まあ、なにもやらないよりは、少しは広がるようにがんばってゆきたいと、おぼろげながら思っている次第です。

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