心残り

風の町で今宵も一人続くバケーション
瞳を瞑ると微笑む君の側で踊る
遠く離れた夜空を翔けるメリー・ゴー・ラウンド
銀糸の木馬の波間に君の姿を探す
旅立つ人はどうして甘い心の中に
君のため懐かしいワルツの音を奏でるのかな

恋人たちとすれ違う馬車道
恋愛映画の幕開けの刻を待ちわびて
コーヒーカップに甘い予感を
ひとつ零す窓辺に降る雪の音もそっと溶ける夕日

巡り巡り訪れた季節はセンチメンタル
ハーバーライトが映す恋人たちの囁き
憧れの君に贈る心のラヴ・レター
キャンドルが揺れて唇は白む影を病む
踊り方も君を誘う言葉の色も
まだ知らないうちに足早に春は過ぎ去ってゆく

コメント

Copied title and URL