星くずのるなぱあく 茜の飛沫をあげて
翔けるばるうんのすぺえすしふぷ 木馬は夢む 陽炎の側
がらすの靴を履いて くりだす真夜中の舞踏会
ぼろを纏う楽隊が 奏でるわるつの音 子供たちの笑い声
旅立ちの季節 君の手を取つて
堕ちてゆく空 さかさま
私の心は壊れたらぢお
甘い恋歌の調べを懐かしむ
寂しきかふえの扉 そつと押し開けた午刻
かすてらやていらみすの 類を頬張り 過ぎてゆく春
あけつぱなしの窓辺 かあてんが風に踊る
耳を澄ますと聞える 君が棲む街の しづかなざわめき
初めて 君と会った日のことを
昨日みたいに 思い出す
優しさを守つた君の頬は
秘密のるうじゆ 魔法をかけて
旅立ちの季節 君の手を取つて
堕ちてゆく空 さかさま
私の心は壊れたらぢお
甘い恋歌の調べを懐かしむ
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